黒澤明 監督作品 '40年代初期
デビュー作『姿三四郎』の大ヒットにより、会社(東宝)からの要請で作られた続篇。
前作のラストの死闘で敗れた檜垣源之助の弟・鉄心と源三郎が、兄の復讐のために三四郎に闘いを挑む。今回は柔道と他武道(拳闘、空手)との闘い、という展開になるのですが、どうしても前作に比べると、全体的にインパクトが弱いのは致し方ないですね。
作り手の黒澤監督自身も、ヒット作の続編を作るという、安易な商業主義にあまり乗り気がなかったようで、「無理矢理創作意欲をかりたてねばならなかった」と語っています。
ラストの雪山での裸足の決闘シーンは、この映画での見せ場でしょう。極寒の中、撮影現場ではスタッフも俳優も相当大変だったようです。
しかしそういったシーンよりも私には、姿三四郎を通してあるべき人間の姿(洒落ではない^^)を観せられた感が強かったです。単に格闘における強さだけを追い求めていた鉄心と源三郎に、「負けた!」と言わせしめた、三四郎の純粋無垢な心。青臭いかもしれませんが、自分もこうありたいと思ったのでした。


『続 姿三四郎』 1945(昭和20)年 82分
【脚本】黒澤 明 【撮影】伊藤武夫 【音楽】鈴木静一
【出演】藤田 進、大河内伝次郎、轟夕起子 他
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前作のラストの死闘で敗れた檜垣源之助の弟・鉄心と源三郎が、兄の復讐のために三四郎に闘いを挑む。今回は柔道と他武道(拳闘、空手)との闘い、という展開になるのですが、どうしても前作に比べると、全体的にインパクトが弱いのは致し方ないですね。
作り手の黒澤監督自身も、ヒット作の続編を作るという、安易な商業主義にあまり乗り気がなかったようで、「無理矢理創作意欲をかりたてねばならなかった」と語っています。
ラストの雪山での裸足の決闘シーンは、この映画での見せ場でしょう。極寒の中、撮影現場ではスタッフも俳優も相当大変だったようです。
しかしそういったシーンよりも私には、姿三四郎を通してあるべき人間の姿(洒落ではない^^)を観せられた感が強かったです。単に格闘における強さだけを追い求めていた鉄心と源三郎に、「負けた!」と言わせしめた、三四郎の純粋無垢な心。青臭いかもしれませんが、自分もこうありたいと思ったのでした。
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『続 姿三四郎』 1945(昭和20)年 82分
【脚本】黒澤 明 【撮影】伊藤武夫 【音楽】鈴木静一
【出演】藤田 進、大河内伝次郎、轟夕起子 他
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2. 映画評「續姿三四郎」 [ プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] ] 2008年05月11日 14:24
☆☆☆★(7点/10点満点中)
1945年日本映画 監督・黒澤明
ネタバレあり






